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 メディアコマース・ジャパン 向田です。
 ここに来て、通信販売全体に占めるネット通販の割合が高まっていますが、まだまだ衣料品やサプリメント、化粧品などのジャンルではカタログ通販が強く、またリピート率が高いのもカタログ通販の特長です。これは「媒体」としての強みと言えるでしょう。
    「カタログ」は一度手に取れば、暫くの間は目の届くところに置かれ、ちょっと時間のあいた時にパラパラとめくるといったように日常に溶け込んでいきます。その昔、「◯◯◯1冊の百貨店」のCMもあった通り、いつでも家の中に「店」がある状況と言えます。そして購入した商品について、友人や家族に「それ、どこで買ったの?」と聞かれれば、「◯◯◯よ!」とカタログや企業の名前で答えるでしょう。ところが、ネット通販の場合は「楽天で買った!」とか「ヤフーで見つけた!」とか、ショップ名ではなくモールの名前で答える人が多いのです。つまり、商品を「どの店」で買ったかという意識が希薄なんですね。
    メディアコマースは、商品の検索によって訪問させるのではなく、直接、お店=媒体をめがけてアクセスさせる手法です。街で偶然に見つけたお店ではなく、目的を持って「あの店」に出かけよう!いったいどんな店なら「お気に入り」になってくれるのでしょう?